井戸掘削(さく井)工法
原田鑿井設備工業所では、様々な工法を用いて井戸掘削(さく井)工事を行っています。
ロータリー工法
トリコンビットと言われる刃先と地上の機械を堀管(ロッド)で連結し、刃先に回転力を与え、地層を切削破砕しながら掘削する工法です。
長所:①騒音や振動が少ない
②掘削能力が良い
短所:①ベントナイト泥水により取水効果が悪くなる
ローピング工法(パーカッション工法)
重量のある掘削ビット(ワンビット)をワイヤーロープの先端に吊り下げ、ロープを上下動させることで地層を突き崩しながら掘削する工法です。
長所:①取水効果が良い
短所:①騒音及び振動が多い
②掘削能力が悪い
ロータリー・ローピング工法(当社独自工法)
ロータリー工法とロービング工法を組み合わせ、お互いの長所だけを活かす工法です。
手順:①さく井機を設置する
②ロータリー工法で予定深度まで掘削する
③ローピング工法で孔壁のベントナイトを除去する
ダウンザホール工法(エアハンマー工法)
圧縮空気で先端部の掘削ビットをピストン駆動させ、打撃力によって硬い岩盤を砕きながら掘削する工法です。小規模な井戸や狭いスペースでの掘削に適しています。
長所:①固い岩盤でも水脈が明確に分かる
短所:①騒音や振動が多い